春にお薦めのハーブ&ハーブウオーター
3月・4月がやって来ました。新しいスタートの季節です。ハーブには気持ちを高めたり、リラックスさせる効果があるとされているものがたくさんあります。今回はその中でも春の季節にお薦めのハーブを紹介します。
【ティーツリー】 古来より『気持の落ち込み』『うつ』に良いとされています。ティーにはしません。
【レモンバーム】 気持ちを明るく陽気にさせると言われています。また、アレルギーの改善や脳の活性化、アンチエイジングにも良いとされています。ティーや調理、ハーブバスなどで利用します。
【クラリーセイジ】 気持ちをゆったりさせ幸福な気分にさせるハーブです。葉をポプリなどに利用します。
【ボリジ】 『辛い勉学に従事する者を勇気づける』と言われているハーブです。花や若葉をサラダや飾りつけに利用します。ティーは咳や風邪にも良いとされています。
自分が栽培している、ティーにできないハーブはどう使ったら良いかとお困りの方もあられるのではないですか?簡単に自宅でできるハーブウオーターの作り方を紹介します。市販のエッセンシャルオイルほどの強い効果はありませんが、その分気軽に利用できます。
①大きめの鍋を用意します。ふた付きで、ふたの形が盛り上がったものが良いです。
②鍋の底にレンガなどのブロックを置きます。レンガが水没しない程度に水を入れます。5握りのハーブを水に加えます。ハーブはフレッシュでもドライでも使えます。レンガの上に乾いたステンレスボウルを置きます。
④鍋のふたを上下逆向けににしてふたをします。ふたの窪みに氷を置きます。氷の量は、氷が溶けたときに水がふたからあふれない程度にします。
⑤10~15分弱火で加熱します。ふたの上の氷が溶けたら、こぼさないように水を捨てます。
⑥ボウルに溜まったハーブウオーターを、殺菌したスプレー容器などに移します。ルームスプレーやリネンスプレーとして利用します。このハーブウオーターは6か月程度日持ちします。この液には植物の有効成分のうち、水溶性の成分と、ごく微量の精油成分が含まれていると言われています。またフレッシュハーブを使用する場合、柔らかく若い部分に、より多くの有効成分が含まれていますので、新芽を使用するとより良いでしょう。
くれぐれも火傷しないように気をつけて下さい。