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アイスプラントによる圃場の除塩

このたびの東北地方太平洋沖地震の影響を受けられた方々に心よりお見舞い申し上げます。

農林水産省が、東日本大震災による津波で浸水した田畑が約2万ヘクタールに達するとの調査をまとめたとのことです。これは阪神大震災での田畑の被害面積の100倍もの面積になるそうです。

海水が圃場に入ると塩類濃度が大幅に上昇し、作物が作りづらくなります。このために除塩が必要になりますが、この除塩に大活躍するのがアイスプラントです。

ハマミズナ科の多肉植物で、土中の塩化ナトリウムを吸い上げて育つ対塩性を持つ植物です。そのため味はリンゴのようなさわやかな風味にうっすらと塩味がします。TVなどでも紹介された新しい野菜です。

このプツプツが吸い上げた塩水です。

このアイスプラントはもともと砂漠の緑化や海岸沿いの塩害対策に研究が始められました。栽培方法にもよりますが、塩分36%の高濃度の土でも育ったという報告も見られます。土中に重金属等が含まれるなどの危険がなければ、もちろんサラダなどの食用に利用できます。またイノシトールやビニトールなどメタボやコレステロールの改善に良いとされている成分も多く含まれています。土壌の改良と健康増進にぜひご検討下さい。

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